ニホンジカの捕獲事業
山梨県におけるニホンジカによる農林業被害は、約3億円に上っている。
現在、県内のニホンジカ推定生息数は約70,000頭といわれており、県内の年間捕獲目標を16,000頭以上とし、平成35年までにニホンジカに生息数を半減させることを目標としている。
そのため、山梨県猟友会では、毎年山梨県や環境省などからのニホンジカ捕獲事業で、年間4,000頭以上のニホンジカの捕獲を実施している。
青年部の育成支援事業
若い狩猟者の確保・育成に努め、狩猟技術や狩猟文化の伝承を図り、もって自然環境に関するさまざまな社会的活動に貢献するため、次の事業を行っている。
- 若手ハンターの為の研修会
- 若い狩猟者仲間での狩猟の実体験
- 森林フェスティバルなどのイベントに出店し、ハンター仲間への勧誘・県民へジビエ料理などの紹介や普及活動
鳥獣の保護増殖事業
鳥獣の保護及び管理を図るため、次の事業を行っている。
- 鳥獣保護区内にキジ・ヤマドリの放鳥を行い国鳥であるキジなどの増殖
- 休猟区や鳥獣保護区などの標識を設置し、鳥獣の保護
- 野生鳥獣の愛護校への教材支援・実のなる木の植栽
狩猟者の福利と技術向上事業
会員への共済保険制度により狩猟事故などへの対応や射撃技術の向上のため次の事業により怪異への福利厚生の向上を図っている。
- 大日本猟友会の「狩猟事故共済保険」に加入・山梨県猟友会ハンター補償制度により会員の狩猟事故などへの補償
- 会員の射撃技術・マナーの向上を目的とし、山梨県猟友会主催の射撃大会を開催しており、ブロック大会への選手の選考・選出
- 会員の県外射撃場への交通費の助成
その他の活動
プロフェッショナルな人材の育成
現在、約600人の認定捕獲従事者を養成しています。(H29.8月時点)
他業種との協力
新規事業を活用し新技術を積極的に採用し、安全で効率的な捕獲・調査・研究に協力しています。
地域での取り組み
鳥獣害対策については、地域に根ざし活動をしてきた先輩ハンターの長年の知恵と技術で組織的に対応しております。